1.プラグがぐらぐらしていませんか。
不完全ですとプラグが外れかかってコンセントやプラグが発熱し、発火する危険があります。
2.プラグは汚れていませんか。
長期間差し込んだままのプラグには、ほこりなどが付着して発煙・発火の原因になります。これをトラッキング現象(※)といいます。 定期的にコンセントから抜いて掃除してください。
3.コードを物の下敷きにしていませんか
コードをカーペットや家具、製品などの下に敷くと、傷がついたり、熱がこもり、発火したりする危険があります。
4.電源コードをひっぱっていませんか。
プラグはコードを引っ張って抜くと、なかの電源が切れたり、プラグの中の接続部が緩んだり外れたりして大変危険です。 コードの被覆の中の配線の一部が断線し,そこでスパーク火花が飛ぶようになります。やがて被服を焼いて出火に至ります。これをグロー現象(※)といいます。
5.余ったコードを束ねていませんか。
束ねた電源コードは放熱が妨げられて発熱・発火する危険があります。
6.タコ足配線をしていませんか。
コンセントやテーブルタップにたくさんの器具をつなぐタコ足配線は、定格電流(※)を超える恐れがあり、発熱して発火する危険があります。
7.コードを壁や床に固定していませんか。
コードをステップルや釘、針金などで固定することは、禁止されています。 使っているうちに皮膜が破れて漏電や発火の原因になります。
【※ トラッキング現象】
差込みプラグを長期間コンセントに差し込んだままの状態で使用すると、湿気やほこりなどが付着して放電が起こります。これが繰り返し起こると絶縁状態が悪くなり、炭化現象を起こしてプラグ両刃間に電気が流れてショートし、発火に至るという現象です。
【※ グロー現象】
電路の接続部がルーズになり、電流の断続を繰り返していると、ある瞬間から接続箇所でのゆるみや接続不良から接続部で電流の断続が起こり、微弱な電流でも異常なほどの熱を発生させ、電気火災の原因となります。
! 分電盤(ブレーカー)内の接合部分の配線不良でも起こります。
【※ 定格電流】
簡単な電流値の求め方 ※家庭用100Vの場合、100Wの電球に、流れる電流は1Aになります。 100(W)÷100(V)=1(A) 家庭用コンセントやテーブルタップには、電流を一度に流すことができる限度(定格電流)があり、一般に15A(または1500W)の表示がしてあります。
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